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雨天時の管理について

梅雨に限らず長雨が続く昨今、どのように管理をしてよいのか難しいところです。
雨天時起きることは

・雨水による過潅水(水をやりすぎた状態)
・光合成不良
・肥料分の流亡
・植物体の軟弱化
・割れ

などがあげられます。
そんなときの管理についてみてみましょう。

雨の時、何が起こるか

雨が降ることによって植物は水を得ることができ、本来であれば喜ばしいところですが
昨今の雨は強い雨が何日も続くケースが珍しくありません。では植物体内では何が起こるのでしょうか。

窒息

鉢植えやプランターのように多すぎる水は排出が出来れば、植物が必要な量だけを吸収できますが、畑のように排出が難しい場合は根が窒息することもございます。(団粒構造が出来ていれば話は違いますが)
すると根が窒息を起こし、養水分の吸収がかえってできなくなります
水が大量に入ると気根が増えるのもこの理由です。

光合成不良

曇天、雨天になれば日照量は劇的に落ち込み、晴れの日から比べば半分から1/10まで低下します。
日照不足になれば光合成力が低下し、結果的に炭水化物を作ることが出来ずチッソが余ってしまい意図せずチッソ過剰になることも。
また、炭水化物が少ないということは根から出る根酸の量も減るため、土中のミネラル吸収力も低下し
チッソ過剰、ミネラル不足という負のスパイラルに落ち込みます。

肥料の流亡

チッソやカリウムのように水に溶けやすい肥料は雨によって流されることがあります。
チッソがなければ生育がうまく進まず、カリウムがなければ実の肥大に影響を与えます。

植物の弱体化

これらの症状が重なり、結果的に植物体は弱り病害のリスクが高まってきます。
実割れも水を急激に吸い上げたこととミネラル不足によって起こりやすくなります。

 

対策は?

雨天時に畑に入ることは多くの病害を広げる可能性があるのでおススメはできません。
しかし、葉面散布など簡単にできることはしてあげることで様々なリスクヘッジにつながります。

どうしても、という時は

酢酸+苦土石灰+微量要素の宝船は葉面散布は可能です。
すこし濃いめにしたものをお使いください。

晴れ間が出たらダッシュME、プロモートR、微量要素の宝船の3種混合を葉面散布してください。 水は相当量入っているので葉面散布がお勧めです。
可能な方は苦土石灰を施用し、上から酵母菌を潅水するのも勧めです!

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