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製品

ユートリシャNは窒素固定細菌Methylobacterium symbioticum(メチロバクテリウム シンバイオティカム)を含有し、微生物の働きにより空気中の窒素を植物が利用可能なアンモニウムに変換して供給するバイオスティミュラント製品です。
作物への葉面散布によりメチロバクテリウムが葉内に侵入、定着し、作物の生育を通じて窒素供給を行います。従来の植物根部からの肥料吸収に加え、葉からも窒素養分を補うことで、収穫量や品質の安定化が期待できます。
- メーカー希望小売価格
- 15,000円(税別・送料込)
CONCEPT
コンセプト
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- 生産性向上
- 土壌のチッソが不足していたり作物が十分に栄養吸収できない条件下でチッソを供給します。持続的にチッソ供給を行うことで、安定した収量につながります。
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- 品質の向上
- 微生物が生成したアンモニウムから植物の生育にとって欠かせないアミノ酸を生成!旨味のある、棚持ちのよい健全野菜栽培に貢献します。例)穀類のタンパク質含有、てんさい糖度
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- for SDGs
- 少ない使用量で地下水汚染や温室効果ガス排出の懸念なく、作物に窒素を供給し、今後求められる持続可能な農業の実現に寄与します。
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- Easy to Use
- 他の微生物資材との併用、通常の栽培管理に追加することが可能です。使い方もカンタン!ユートリシャN 333gを水に希釈して葉面散布するだけ!
ABOUT SPRAYING
散布について
- 散布方法
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●使用量:1ヘクタール当り333g(1袋)
●使い方:水によく溶かしてから葉面散布
- 散布時の注意事項
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●微生物が気孔から植物体に入って効果を発揮するため、希釈液が葉面に十分かかるように散布してください。
●気孔が多く開いている時(早朝~午前10時ごろ、気温10~30℃)の散布が効果的です。
●細菌防除用の殺菌剤(銅剤、マンゼブ剤、抗生物質など)との混用、およびこれら薬剤との近接散布は避けてください。
その他ご不明な点はFAQをご確認ください
- 効果的な散布時期
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- 稲作
- 分げつ期ごろ
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- 野菜類
- 生育初期(4~8葉期ごろ)
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- トウモロコシ
- 4~8葉期ごろ
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- その他の穀類
- 4葉期~茎立期ごろ(冬小麦の冬季休眠期を除く)
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- ブドウ
- 5葉期から果実肥大中期ごろ
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- その他の果樹類
- 生育初期(新梢伸長期)
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ABOUT FUNCTION
作用・仕組みについて
- ユートリシャNには、窒素固定を行うメチロバクテリウム菌が含まれています。
- 一度植物に散布すると、葉の気孔から菌が侵入し植物体内で定着・増殖していきます。
- 菌は大気中の窒素(N2)をアンモニウム(NH4)に変換します。
- 植物は菌から供給されるアンモニウムを利用してアミノ酸(グルタミン)を生成し、健全な成長を促します。

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MEDIA
メディア掲載記事
TEST CASES
試験事例
Q&A
よくあるご質問
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- どの作物でも使えますか?
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ほとんどの農作物に使用可能です。ただし、菌が作物に定着し、窒素固定効果が現れるまでに4~6週間かかるため、作期の短い作物では効果が期待できないためお勧めしていません。
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- 散布時の水量の目安はありますか?(Max,Minの水量等は?)
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地上散布:50~100 L/10a程度
ドローン散布:0.8L/10a以上
厳密には水量の設定はなく、ユートリシャNが333 g/haの薬量で処理されれば問題ありません。
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- 散布時期はいつが良いですか?
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野菜類では4~8葉期ごろ、水稲では分げつ期頃を推奨しています。作物の生育が旺盛な時期に、菌が葉内に侵入、定着しやすい為です。
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- 生育期間中に何回散布すれば良いですか?1回より複数回散布した方が効果的ですか?
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1回散布で十分です。散布直後、薬液が乾く前に雨が降った等の場合は、追加散布をおこなってください。
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- ユートリシャNを使用する事で、作物に悪影響(窒素過多になり病害虫に弱くなる等)はありますか?
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ユートリシャNは窒素固定反応により、空気中の窒素からアンモニウムを生成、植物に取り込まれてグルタミン(アミノ酸の1種)となり、最終的にタンパク質などを構成します。植物体内でグルタミン量が十分になるとアンモニウムの生成を停止させるため、窒素過多になることはありません。
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- 製品到着後はどのように保管すればよいでしょうか。冷蔵庫に入れる必要はありますか?冷凍庫に入れない方が良いでしょうか?
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23℃以下の室内で保管ください。夏季エアコンのない場所では冷蔵保存をお勧めします。夏季の屋外倉庫での保管は避けてください。冷凍保存は不可です。